国際スピリチュアリスト教育の専門家 叶 礼美(かないれみ)です。
私は、日々、素晴らしい生命の本質としての スピリチュアリティ探究の価値を多くの人に伝えるべく 日々実践、活動を続けています。
今日は、こうして皆様へ語り掛けている私自身の、 自己紹介をさせていただこうと思います。
自己紹介
私は、小さいころから、人には見えないものが見えたり、他の人が感じないことを感じる感受性の強い子供でした。
幼稚園のときに見て記憶に残っているビジョンは、買い物中のお母さんたちが突然白い人型に変わり、それぞれの前に白い道が伸びていていくというもの。
人生は道のようなもの
交差するものもあり、
平行するものもあり、
交わることのない道もある
というものでした。
中学時代は、資源の奪い合いで第三次世界大戦が起こるのではないかと本気で心配して、地球環境問題を夏休みの自由研究テーマにしたり、
文明は宇宙からもたらされたに違いないと思い、次元やカバラ(ユダヤ密教)について読んだりもしていました。
原因の分からない症状で入院したりと、心身共にちょっと波乱万丈な3年間を過ごしました。
でも卒業の頃になって”地球の未来”を心配しながら生きても何も変わらない。
それならまず今を精一杯生きて、それから考えよう!と、
急に気持ちが切り替わり、高校時代は、いろんなことにチャレンジして若者らしく過ごしました。
次に強く印象に残っている不思議体験は20歳のとき、父と訪れた英国の大聖堂での体験です。
大聖堂の奥の「白い回廊」に足を踏み入れた瞬間、
体がとつぜん広がり、広い空間と一つになった!と感じた直後、法悦、と呼びたくなる、圧倒的な喜びと、得も言われぬ感覚に包まれたのです。
そしてこのあと、不思議な体験が日常的に起きるようになったのです。
見えない世界が急に広がって
学校の中庭に座っていると
周りを高速で回転する粒子の波が見えたり、
「すべての背後にある理(ことわり)とは何か」
「人類はどこからきてどこへ行くのか」
といった根源的な問いが浮かんだり
「大樹が季節を繰り返して
成長するように、
一枚一枚の葉のような
一人一人の人もまた
生死を繰り返しながら成長し、
人類全体として大きな樹のごとく
豊かに進化していく」
「人はその本質を生きるとき
喜びを感じるもの」
といった気づきやメッセージが
やってきて、喜びと感動の感覚に包まれる…
ということが頻繁に起こりました。
そんな感覚を感じた後は、決まって
体の不調や疲労感も、
いつのまにかどこかへ吹き飛んでいる
ことに気づかされるのでした。
しかし就職活動の時期には、自分は社会不適合なのかも…と、真剣に悩みました。
そんなある日の午後、部屋の中で、目の前にビジョンが現れ、仙人のようなお爺さんがでてきて、こう言いました。
「いまは、世間を学びなさい。人間を、組織を、社会を学びなさい。波にもまれなさい。やりたいことにはいつでも戻ってくることができるのだから」
なぜだか深く納得した私は、すぐ就職活動を始め、なんとか社会人になりました。
社会の波にもまれる
社会人になったものの、お爺さんの言葉どおり社会の荒波にもまれながら、社会人になって3か月で転職をし、留学費用を貯めて1999年から英国留学へ。
1年コース修了後、英語の資格を取得、カレッジ関連施設でインターンの仕事を経験し、ヨーロッパを3カ月かけて時計回りに一周しました。
(この旅行では、入院や臨死体験、不思議な体験もありました。これらも今後、ご紹介していきますね)
帰国後、英語を活かせる仕事を…と思っていたところ、国際機関での短期の仕事のあと、お声がけいただき外国人社長が大改革を進める大きな企業に就職しました。
突然の方向転換
結婚もし、新居も構え、海外の顧客担当として、忙しいながらも、公私ともにとても充実した毎日を送っていた私でしたが…
2003年の夏に、突然のストレス疾患(パニック発作と不安障害)になってしまいました。
心療内科で処方された薬は、副作用が強すぎて、日常生活もままならない…。
強い危機感を覚えました。
上司からは異動や休職という選択肢も
あるのだからすぐ退職しなくても、と言っていただいたのですが、
このままでは、仕事にもならないし、根本的な治癒にも至らない…
結果的に退職を決意しました。
常にやりたいことでいっぱいの私が、食欲や何かをしたいという意欲を失い、ついには夫と一緒でなければ外出もできなくなってしまいました。
底を打った数か月間…
状況を変化させたきっかけは、
再び聞こえてきた「声」でした。
「“自分らしく生きることなど不可能だ”
と、誰が言ったのか?」
…たしかに、誰も不可能とは、
言っていない…。
繰り返し、聞こえてくるこの言葉に、
誰も、私が自分らしく生きることを
禁じていないし、出来ないとも言っていない。
それなら自分らしくやってみよう。
ほかの誰の人生でもない、自分の人生は
自分の責任で、自分の自由なのだからと、
「感性」「直感」に
もういちど従うことを決め、
食事、アロマ、油絵、音楽、植物…
体の声を聴き、本当にしたいと感じることに没頭しました。
そうして夢中になるうちに、心身は急速に癒されていったのです。
結果的に治癒に至り、医師にプロセスを明かすと、とても驚かれたのでした。
最高のツールを手に入れる
家族の協力もあり、すっかり回復して
仕事も再開した私は、
頭の中に次々と浮かんでくるキーワード
「色彩と生命の関係」「波動医学」
などに、急激に導かれるように、自学を進めていきました。
もう一つ「最高のツールを手に入れる」という素敵な出来事もありました。
ある日、部長が営業部員を叱責しているのを目撃し、”叱るにしてもあんな言い方をしなくてもいいのに…”と思ったまではいいのですが
自分のことでもないそのモヤモヤストレスを、一日中、帰宅時まで引きずっている自分に気づいて、ますますモヤモヤしました。
“さてどうしたものか?”と思った瞬間
「瞑想!」
と言葉が降ってきました。
帰宅してすぐに、1年前に夫がどこかで勧められて買った、未開封の誘導瞑想CDをとりだし、さっそく開封して瞑想を始めました。
15分ほど経って、ふと目を開けると…
あら不思議。
あのストレスや疲れは、一体どこへ…?
そもそも「ストレス」や「疲労感」ってどんな感じだったっけ…?と、思い出せなくなるほどの心地よさ。
すっかり感動して、その日から、
瞑想が毎日の習慣になりました。
こうしてストレス疾患や症状を
自分を癒す過程で、私は
*…*…*…*…*…*…*…*
体の声を聴き、感性に従い、夢中になるうちに、内なる医者と薬が目覚めること
自分を癒す様々な自然療法があり、共通項はエネルギー、周波数であるらしいこと
心身の最高の調律法である「瞑想」
*…*…*…*…*…*…*…*
を、手に入れたのでした。
そしてこのあと、運命をすっかり変える出来事に出会うのです。
「ワンネス」 運命の出会い
瞑想を始めて半年経った2004年11月、伝統ある英国スピリチュアリスト協会(1872~)の名誉会員で
米国在住の統合療法博士 Dr.マーガレット・ロジャース・ヴァン・クープスという先生に出会い、
英国源流の「スピリチュアリティ」と「ワンネス」について学びました。
この学びによって、幼いころからの多くの不思議現象、ずっと抱いていた数々の問いへの答、
見えるようで見えなかった秩序、理(ことわり)への明確な理解が得られたのです。
「”全ての背後にある理(ことわり)”とは、ワンネスのことだった…!」
そのときの衝撃は忘れられません。
ずっと知りたかった答えを発見した私の頭の中には「歓喜の歌」が鳴り響いていました。
そんなふうに迎えた30歳…
そこから、想像を超える出来事が次々と現実になっていきました。
既にずいぶん長くなりましたので、そこからの冒険の物語は、次の機会にお伝えさせていただきますね。
将来への展望
私は勇気を出して
「自己の本質を生きる、
スピリチュアリティの旅」
に踏み出して、本当によかったと思っています。
2005年に個人セッション、
2008年にカリフォルニア州認可の
スクールをスタートして
これまで13か国の、
教師、弁護士、大学教授、医師、医療や介護福祉職、科学者、カウンセラーやセラピスト、主婦、メディア、映画監督、経営者、会社員、元王族など…
国籍も職業も異なる、多くの方々の人生に関わらせていただいてきました。
しかし国籍・職業を問わず、人間であること、その「本質」がスピリットであることは、共通です。
「本質」に触れるとき、人はその美しさに感動して涙を流します。
「自己の本質」を生きるとき、人は人生の意味を知り、純粋な喜びに満たされて深く感謝を感じます。
一人一人、誰もが、そんな人生を生きる可能性を秘めています。
1988年にWHO(世界保健機構)で健康の定義に「スピリチュアル」という言葉が加えられるよう、提言されたことが知られていますが
スピリチュアリティとは
人類共通の普遍的な本質であり、
人の生命、根源を探究する分野であり
人の生き方、健康、幸せに直結した分野。
私は日々のメッセージを通して、
スピリチュアリティには医学や科学などと同じように真摯な探究に値する価値があるのだということを伝えていきたいと思っています。
そして、スピリチュアリティを誰もが当たり前のこととして堂々と語れる世の中にしたい。
さらに、命を輝かせ、深い安らぎと感謝の内に、この世を去る人を増やしたい。
それが、私がスピリチュアリストとして 取り組んでいる使命です。
そのためには、できるだけ多くの人に 「人の本質」=「スピリチュアリティ」 ということを知っていただくことから。
そのような未来へ向かって、私は皆様にメッセージを送り続けます。
今後もどうぞ、楽しみにしていてくださいね。
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