国際スピリチュアリスト教育の専門家 叶礼美です。
前回は、私がスピリチュアリティ探究に至った経緯と想いを、お話させていただきました。
今回は、仕事を始めてからの体験と、命輝く人生の秘訣=スピリチュアリティの展望について、お話していきたいと思います。
目次
命輝く人生の秘訣
スピリチュアルリーディングや英国保険適用の自然療法を本格的に学び始めた翌年2005年にセッションを開始すると、紹介によって次々とクライアントさまがいらっしゃるようになりました。
「癌治療の副作用で苦しい。痛みで眠れなかったが、セラピーを受けてからぐっすり眠れるようになった。(EF様)」
「喉の痛みや家族へのイライラが消え、毎晩眠るとき感じていた恐怖がなぜか消えていました。(SM様)」
「何をしても治らなかった頭痛が、一回でなくなり、視界が明るくなりました。(CN様)」
などと喜んでいただき、週末は紹介によるセッションでとても忙しくなりました。
翌2006年にセラピスト仲間のリクエストで「ワンネススタディ&メディテーション(瞑想会)」を開催すると、
医療関係者やセラピストなど、7人程の参加者の全員が、涙を流して深く感動くださり、翌月から月例の開催になりました。
瞑想会はほどなくして誰でも参加できるオープンな会となり、紹介によって九州や東北から様々な地域からご参加いただきました。
「まさに歓喜というかいろんな感情の波が押し寄せてきて、涙が出てきました。(RI様) 」
「はじめて色々な不思議な映像を見ていると、涙が流れてきました。とても癒され、気づきがたくさんあり、とにかく幸せで生まれ変わったような気分でした。(MA様)」
などと喜んでいただき、月例瞑想会は2009年3月まで3年間、スクールの年間プログラムがスタートするまで続きました。
その間の2007年2月~5月に縁あって、米国カリフォルニア州の世界七大聖山、先住民族にとっての聖地であるマウント・シャスタに3カ月滞在することになりました。
シャスタでは仕事のかたわら、雪山や湖畔で瞑想・実践をしたり、地元の方へセッションや雪山での瞑想会をしながら
自分の進む道を見定めるために、徹底的に内なる自己と対話する集中した時間を過ごしました。
シャスタからアリゾナを経由して帰国した私は、勤めを辞めて、それまで積み重ねた3年間の実践を経て、
カリフォルニア州UCC教育理事 Dr.ロジャースのもと、1年のあいだ研究課題とレポート執筆に取組み、講師課程を修了しました。
カリフォルニア州公式ライセンスを得て
スクールをスタート
そのような経緯で、2008年9月、カリフォルニア州に認可を受け国際認定証を発行できる
日本で初めてのスピリチュアリティ教育専門スクール「ワンネスインスティテュート」を設立しました。
2008年12月にホームページを開設し, 2009年3月から少人数制で「年間プログラム」と「認定コース」をスタート。
12月まで講座を行い、 2010年1月、4日間の超難産で出産。
4月から年間プログラムを再開して以来、子育てもたのしみながら、家庭と仕事を両立して、講座を続けています。
震災とその後
2011年3月の震災。
この時期、どなたも「自分は何をすべきか」と自問されたのではないでしょうか。
私は熟慮の末、春からの年間プログラムの開催続行を決め、予定していたセミナー「春のつどい」を震災支援のチャリティイベントにして開催しました。
その時期の前後に学び始めた方たちも、人類は一つであるというワンネス意識や、
心身の癒しとケアの必要性をなお強く確信しながら、困難を乗越え、成長を遂げられ…震災には、そのような側面もありました。
19-20世紀に戦争や疫病などで大勢の人々が家族を失うなどした英国では、スピリチュアリズム(肉体の死後も魂は存続することを探究する運動)は
より深い本質的な癒しと、より大きな展望へと人々を導きました。
一方、震災当時の日本で「生命」「存在」にかかわるスピリチュアリティが十分な役割を果たせたわけではありませんでした。
しかし、医療出身のセラピストさんが学んだスキルを活かして福島へボランティアへ行かれたり、
福島出身のセラピストさんたちが被災者支援のセラピー活動をスタートしており(のちの機会にご紹介していきますね)
今後はさらに、医療関係の方たちの後方支援などを通してもお役にたてるのではないかと思っています。
ヨーロッパへの道が拓けたきっかけ
2012年・13年と育児やスクール、記事の執筆と、多忙な毎日を送っていた私は
2013年3月、家族の理解と協力を得て、南太平洋のニュージーランドへ10日間の休暇に出かけ、
現地に滞在中であったフィンランド人の旧友と再会したことで、北欧フィンランドへ招かれることになりました。
きっかけの一つは、ある日の夕食後、数年前に癌で亡くなった彼女の親友からの「天国からのメッセージ」を、突然、伝えることになったこと。
二つめは、飛行機に乗るためにホテルをあと10分で出なければいけないというタイミングで、彼女が心房細動の症状が出て、応急でセラピーをしたこと。
通常、症状が収まるまで病院で8時間かかるところ、10分のセラピーで収束したのです。
このときのエピソードはのちの機会に詳しくお伝えしていきますが、このニュージーランドの旅が
「レミ、フィンランドにきて、
私たちに教えてほしい」
とフィンランドに招かれるきっかけになりました。
そのようないきさつで、2013年夏にフィンランドに招かれ、参加者ひとりひとりにチャネリングメッセージをお伝えするイベント、養成講座、個人セッションを行いました。
光栄なことに「Authentic(本物)」 「Best in this field(この分野で最高)」などと非常に喜んでいただいて、あわせて60人程の方たちにお会いし、感動の時間を過ごしました。
また来年も教えに来てほしい…と仰っていただいて2014年、そして2015年1月にスイスが加わり、1月・7~8月にフィンランドとスイスで講座、というワークスタイルに。
2016年には、フィンランドのライフスタイル誌の取材を受け、巻頭に6ページにわたるインタビューを掲載いただきました(この素敵な経緯についても、のちの機会にお話ししますね)。
2017年夏にも、欧州出張に行く予定です。
日本でも親和性のある異分野交流が展開
海外はそのように年単位でプロジェクトが進んでおりますが
日本では引き続き「年間プログラム、認定コース」をほぼ、毎月開講し続けてきました。
また、脳生理学や臨床催眠の勉強会への参加などを通して専門家の方々と交流させていただき、
そのようなご縁がきっかけで、2015年3月に国際的な学会の一般部門で英国保険適用自然療法のワークショップを発表させていただきました。
さらにそれをきっかけに、脳外科医の研究会でセラピー実演を依頼いただいたり、科学や医療の専門家が講座やセッションにいらしてくださいました。
2016年には「身体に語り掛けると病気は治る」の田園調布長田整形外科 長田先生とご縁をいただき、
「エネルギー概論」などのコラボセミナーやグループセッションをご一緒させていただきました。(2017年も引き続き予定)
又、トランスパーソナルの学位をもつ英国人脳神経博士のDr.アーンショーと「量子力学×スピリチュアリティ=現実化」など、3つのセミナーをコラボで開催いたしました。
2017年4月には精神科医の先生のお力添えにより、危機対応(自殺相談)の相談員の方々へ心身のセルフケアセミナー、
医師の方々へスピリチュアリティ講演を予定しています。
スピリチュアリティを教育の一分野へ
人生には、
スピリチュアルな視点を用いることで初めて得られる問いへの答え、解決される問題、そうしてはじめて癒される痛みや悲しみがあります。
そして、
スピリチュアルな視点を用いることで初めて理解できる人間の本質と価値、 実現できる未来と目的とがあります。
そのような心身の癒し、内なる平和、人生に対するより深い理解や指針を求め、人はスピリチュアリストのもとを訪れます。
私は12年にわたり、270以上の講座を開催し、3000人を超える人々にお教えするなかで、
困難や恐怖を脱した方々、ショックや傷を癒し自分らしい人生を生き始めた方々、自己の本質を知ることで生きる目的や笑顔を取り戻した方々、学ぶことで自由を獲得した方々、感動と喜びに輝き始める大勢の方々…を見てきました。
数十年も悩んできた問題が、 たった一つのセッションで解決してしまう”奇跡”も、何度も目にしてきました。
しかし、人口比率からみても、スピリチュアリティを探究する人は少数派。
声を大に探究する人は、さらに少数派。
人生の多岐にわたる問いに答えたり、癒しや成長をアドバイスしたりサポートできるスピリチュアリストの数は
当然のことながら、絶対的に不足している、と言えます。
全ての人に関わる、命輝く人生の必須の学び<スピリチュアリティ>を教育の一分野として、当たり前のこととして探究できる社会を実現したい。
そのために、まず本質的なスピリチュアリティを理解し、当たり前のこととして語る人を増やすこと。
私は、志を同じくする仲間の皆さんと、一緒にそのような未来を現実にしたい、と思っています。
もし、あなたが
活動に取り組みたい、仕事にしていきたい、意識の成長進化に貢献したい…
というお気持ちをお持ちでしたら、是非私たちに会いに来てください。
このブログは、そんな未来の仲間に向けたラブレター、招待状でもあるのです。
皆さまとお会いできる日を、心より楽しみにしています。
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