10年後も信頼される
国際認定スピリチュアリストの
教育専門家 叶 礼美(かないれみ)です。
あなたには次のようなことに当てはまりますか?
「周りから、こうであってほしいと期待されている姿であろうと努力しているすべての人」
「感情を出してはいけないと自制を働かせるすべての人」
「家庭や社会の中で懸命に自身の役割を果たそうとしているすべての人」
もし当てはまるなら、あなたご自身の感情を過剰に抑圧しているのかもしれません。
そして、それは問題を引き起こす原因になっているかもしれません。
重荷を手放すことで人生を受容できる
社会生活において役割があると自覚があって、その役割や責任を果たそうと頑張っている人ほど、
「感情」を抑えて物事に対処しようとする傾向があるように感じています。
当然のこととはいえ、少々困ったことに、このようなタイプの人は
「社会的責任をしっかり果たすので、周りの人々から信頼され、責任や役割がさらに付与され、負荷が増す」
傾向があります。
そこまで責任を果たせない人たち、放棄してしまいがちな人たちの代わりに、さらなる負荷を背負う、というパターンがができているのですね。
自分でも分からないほど「背負うのが癖」になってしまっていることも、しばしば。
そして感情的なストレスという内圧は上がり続け、ある日何らかの「出来事」が起きて限界を超えると、しわ寄せが弱いところへどっと向かいます。
体、心、頭、霊的なレベルで病的なアンバランスさを引き起こし、不調や疾患を招いたり、周りの人(家族や職場や社会)へと向かって大小のトラブルや問題を創り出す場合もあります。
この場合、重荷となっているのは、責任そのものというよりも、「感情」のほうです。その責任を全うするできない場合、果たせない場合、失敗した場合、何が起こるだろうかという恐れ。
解放する=責任を放棄する、ことになるのではないか、とますます恐れてしまうわけなのです。
が、解放する、重荷を手放すということは、責任を放棄するという意味ではありません。
その責任にまつわる「感情」を手放す、自分から重荷を解放し、癒す、ということなのですね。
それによって、その責任や出来事の、どこが絡まってしまっているのか、何が不具合を起こしているのか、本来の姿が明確に見えるようになります。
恐れに囚われているときというのは、モヤモヤした煙のなかで、視界が悪く、何が起きているのか明確に見えないまま、もがいている状態と同じです。
感情を癒す、ということは、人生の中で、バランスが偏ってしまっている部分を感情が教えてくれているので、それらをケアしてクリアにして、これ以上困ったことになるよりも今、軌道修正しましょうね、ということなんです。
それがまさに、ヒーリングであり、解放であり、癒しであり、気づきであり、人生で何が起きているのかを理解することであり、それらの集積としての自己変容であるわけです。
無意識的に積み重ねてきた選択とパターン、それを客観的に眺め、責めるのでなく、重荷を下ろし、癒す。
それにより、人は自身の人生を受容できるポイントへと、そして唯一無二の人生を癒しと喜びを携えて生きる道へと導かれるのですね。
この続きにあたる部分はすでにブログに掲載しておりますので、
まだの方はこちら『「今」死生観を含むスピリチュアル教育の大切さ 』をご覧くださいね。
-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-
スピリチュアリティについて本格的に学びたい方へ、
365日の無料のメール講座を配信しています。
ぜひご登録ください。