国際スピリチュアリスト教育の専門家 叶礼美です。
海外での初仕事が決まって嬉しい反面、
不安とプレッシャーで押しつぶされそうになるところを
どういう方法で乗り越えて、力に変えていったかをぜひお読みください。
そして、私が励まされた動画も時間の余裕のある時にぜひご覧になってくださいね。
今回の内容が、あなたの不安やプレッシャーを吹き飛ばし、未来への糧となってくれたら嬉しいです。
海外での初仕事、プレッシャーに向き合う
ニュージーランドでの10日間の旅も終わり、帰国の日…
3歳の娘は大丈夫かな?
帰ってみると、娘は気丈に頑張ってくれていたようで、本当にほっとしました。
娘は、桁外れなほどママっ子なので、母としては当初若干不安ではありましたが、
この旅行の話をするたび、周りの人たちから
”ママとちょっと離れて暮らすのもいい機会だね”
”おばあちゃんにとってもかわいい孫と過ごせるチャンス”
”普段頑張ってるからいい気分転換になると思うよ。リフレッシュしてきて”
と、とっても肯定的に応援をしてもらえて、本当にありがたいことでした。
実際帰宅してみると、
本当にそのとおり!よかった!!!
と思いました。
たった10日間にも関わらず、娘もなんだか成長して、だいぶお姉さんになったように見えました。
帰宅したときに、嬉しそうに玄関で迎えてくれたのも、とても新鮮で、なおさら愛おしい気持ちになりました。
離れられない!…はずのママと、こんなに離れていられた!
いつもと違うけれど、できた!と自信もついたよう。よかった~~、と本当に嬉しく思いました。
娘について、大丈夫と安心したところで、母と、夫にそれぞれ
「こんな顛末があって、マイヨがフィンランドに呼んでくれて、講座をしてくれないかという話になったのだけれども、出張にいってもよいか」と、相談をしてみました。
すると、
是非行ってらっしゃい。
と言ってもらえたので、マイヨに連絡をして、すぐに準備にとりかかることにしました。
そのときすでに3月中旬過ぎ。講座の時期は、フィンランド人が年に一度、元気でエネルギー溢れる時期に!とのことで6月。
ということは、準備期間は3カ月!
開催するのは、「あなたのスピリットガイドからのメッセージ」というチャネリングのイブニングイベント、そして英国で保険適用の自然療法「クリスタルアキュパンクチャー、テラグラムセラピー」などのパワーストーンセラピー、5日間の講座です。
アメリカに連絡をして教材を手配し、英文の解説文を書き、ちらしを作成し、ホームページでも告知。受講料や支払い関係、会場の手配に関する打ち合わせ。
海外でお仕事!
何年か前にビジョンが見えていた、海外での仕事が、こんなふうに実現するとは…
嬉しい反面、いざ実際にそうなってみると、ワクワクすると同時に、ものすごい不安とプレッシャーも感じました。
『日本語で5日間の講座をするのは、毎年のことで慣れているけれども、それを英語で5日間。本当にできるかな?大丈夫かな。参加者に、満足してもらえるクラスができるかな。』
・・・・と、
正直なところ、とっても不安でした!
頭では
『日本語でふだん普通にやっていることを、英語でするだけ。これまでも、外国人や海外のクライアント様たちには、英語で説明して、チャネリングイベントだって、セッションだって、やれたのだから、できるはず。ガイドもいつものようにチャネリングを助けてくれるはずだし』
理解しようとするのですが(笑)
『でも今回は対話が中心のセッションではなく、即興的なチャネリングイベントでもなく、体系的な講座内容。みっちり説明も含め全5日間かけてフィンランドの人たちに、英語でお教えする。大丈夫かな』
と不安がよぎります。
海外で講座を開くのは初めてのこと。でしたので、私には物理的な準備と、精神的な準備とが必要でした。
不安とプレッシャーを力に変えた2つの方法
フィンランドでの初仕事、不安とプレッシャーを感じずにはいられませんでした。
それに、どう対処したのか、というお話をいたしますね。
ほぼ初めて出会う外国人の人たちに、スピリットガイドからのメッセージを伝えるチャネリングイベントをする。
というのは、2011年、震災のあった年に訪れたスイスで経験していたのですが、
英語で講座を5日間、それも仕事として。というのは、この2013年6月のフィンランドが初めてでした。
そのとき、私がプレッシャー・不安を解消した方法は、大きく2つありました。
一つ目は、感情面のアプローチ、と言ってもいいかもしれません。
難しいことは何もなく、イギリスのオーディション番組に登場した「ジョナサン&シャーロット」という若い学生デュオの動画と、彼らの成長物語を繰り返し見ていたんですね。
このオーディション番組は、Britain’s Got Talent (ブリテンズ・ゴット・タレント(略称BGT))といって、私の大好きなイギリスの番組なのですが、
プロではない一般の素人で、さまざまな才能の持ち主がステージに登場して、パフォーマンスを披露します。
優勝者はイギリスの女王の前で、パフォーマンスをする機会を与えられ、賞金やデビューなどの機会が与えられます。(この番組から、スーザン・ボイル、ポール・ポッツ、イルディーヴォといった素晴らしい歌手たちやマジシャン、ダンスグループなどがデビューしています)
その中で、とても謙虚で自信がなさそうな(特に男性のほう)16歳・17歳の男女のデュオが、誰も想像できないような素晴らしいデュエットを披露しました。
私が言葉で説明すると陳腐になりそうなので(笑)是非、動画で見ていただきたいんですが
全く自信なさげなジョナサンとデュオの相手シャーロットが
「祈り(Prayer)」
という美しい歌(名曲です^^)をひとたび歌い始めると・・・
観客は驚いて、二人が歌い終えるころには、割れんばかりの拍手喝采。
辛口で知られる審査員も、スタンディングオベーション。大絶賛。
二人は、信じられないといった表情で、互いの顔を見合わせて、すこし戸惑ったように、安堵したように、笑っていました。
私、このデュオの動画を見て何度涙を流したことか、本当に数えきれません。(笑)
はたから見たら、レミさん何してるの。と、笑われるかもしれませんね。ですが、私にとっては彼らのパフォーマンスは「救い」ですらありました。
体型のコンプレックスやいじめに悩んだ若者が、親友に支えられて、緊張に震えながらもベストを尽くして歌い、拍手と歓声に包まれる。
私は、彼らのパフォーマンスを聞くたびに涙をたくさん流しながら、「小さな自分」のもつ不安を洗い流していました。
そして、
これまでコツコツ積み重ねてきたことに自信をもって、思う存分、表現してきなさい。準備ができたからこそ、この機会がやってきたのだから、思う存分やってきなさい。
と、彼らの物語から、勇気をもらっていたのだと思います。
あっ。
私が繰り返し見ていた、ジョナサンとシャーロットの、最初のオーディションでのパフォーマンス。
動画でご覧になりたい方のために↓
字幕つきを探しました^^
誰にでも不安やプレッシャー、誰でも感じるときがありますよね。
そんなときは、新しいステージ、新しい自分に変化しつつある、ということ!
チャレンジをしている自分を、成長しつつある自分を、応援して褒めてあげてくださいね。
そして、疲れたら、好きな動画や音楽を聞いたり見たりして、リフレッシュ、あるいはインスパイアされるのもオススメです。
仕事でベストパフォーマンスを生み出す準備の仕方
プレッシャーを軽くし、不安を払拭するためには、実際に「準備」をすることでした。
不安解消のための二つ目の方法は、具体的な、行動的アプローチです。
初めての海外出張、フィンランドでの講座開催。
本番でリラックスして、ベストのパフォーマンスをするためには、じゅうぶん練習しておくことでした。
とくに私の心配の種は、
「英語」で講義をするということ、
つまり、言語にありました。
ふだん日本にいると、基本的に日本語だけで済んでしまい、英語を話す機会があまりありません。
ですので、この時期は、子供が通っていた英語の保育園の先生たちと、できるだけ毎日、挨拶だけでなくちょっとした話をしたり、知人の外国人にカフェで英語で仕事の話をする時間を作ってもらったりして、準備をしていきました。
まずは「英語で話すことが普通で自然」という感覚を、出来るだけ思い出すためです。
さらに、具体的な準備として
1・英語テキストの文章を自分で音読
2・それをiPHONEに録音したうえで、
3・解説している自分の声を、家事や外出時にも聴きながら、
4.シャドウイング(聞こえるものをその場で繰り返して言う)
していきました。
そして、ココは大切なポイントだと思いますが、これらを
「チャネリングしながらすらすらと、講義で話すべきこと、説明すべきことが、自然に流れ出て、フロー状態のなかで講義が進んでいる」
「参加された方たち皆の顔が喜びに輝いて、一緒に感動を味わい、自分も最高に喜んでいる」
状態を再現しながら、潜在意識にインプットしていきました。
脳内のイメージ、聴覚、発声するときの筋肉の動き、そして感情を、すべて連動させてシミュレーションしたものを、潜在意識にインプット。
(ちなみに、この準備方法は、考えてやっているわけでなく、自然と自分がとっていた行動を、あとで分析するとこういうことをしていた、ということです。)
前述した若い学生デュオの動画に励まされたこと、コツコツとやってきたことに対して自分に自信が持てたことを通しての
感情的なアプローチと、
すべて連動させてシミュレーションしたものを、潜在意識にインプットするという
行動的なアプローチ、
この二つが、私の「不安解消・仕事でベストのパフォーマンスをするための準備」方法でした。
とはいえ、完璧に準備しようと思っても、当日何が起きるかは分かりません。不測の事態はいつも起きるものと思っておいたほうがいい…
そのときは臨機応変に対処すればいい、というふうに、完璧主義はゆる~く「手放して」おきました。それも、大事。
というわけで、
「いまやれるだけのことをやった」
と思えたら、
天にゆだねて、リラックス。
あとは、ベストを尽くすだけ。
それを乗り越えたら、とてつもない喜びの瞬間が待っているだろうな!
そんなふうに、結果を楽しみにして、不安とプレッシャーを、気持ちの面、行動の面から、払拭していきました。
(これは試験でも、面接でも、プレゼンでも、はたまた困難な問題に取り組んでいるときでも・・・どんな状況にでも、効果があります)
そうこうしているうちに6月はすぐにやってきて、いざ、森と湖の国、フィンランドへ。
彼らとのスピリチュアルで心温まるエピソードがありました。
自然と「起こるべくして起こる」「出会うべくして出会う」といった展開につながっていくんですね。
ですので、皆さんも是非、心と頭をオープンにして、新しい人々、新しい出来事を歓迎してくださいね。
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