私は幼いころから日常に緊張感と不足感を抱えていました。
専門商社に勤務した7年でその不足感を拡大させ退職しました。その後、南半球を巡る地球一周の船旅を経て、30歳から看護師を目指したのですが、途中バーンアウトを経験しました。
やり場のない怒りのはけ口になってくれたのは母でした。ギリギリの状態で何とか看護師になり、臨床で経験を積む中で徐々に自信を回復させていきました。
そんなある日、母を突然死という形で亡くしました。その経験をきっかけに、自分がいかに盲目の中を生き続けてきたのか分かるようになりました。
新たに進み始めた予防医学の道で、自分の専門性を模索していたとき、突如として霊性教育という文字が私の前に現れました。すぐにこれだと確信し、ワンネスインスティテュートで学び始め、私たち、この世界は全てエネルギーによって創られていることを知りました。
母が亡くなった時、悲しみの中で行われた葬儀会場に漂っていた、何とも言えない癒しの空気の正体が分かりました。当時の私は悲劇的な状況に対し、思考で悩んではいましたが、すぐに仕事復帰しました。
「強いね。」と心配してくれた同僚の言葉に、自分は薄情なのかと考えましたが、今は自分がその存在に知らぬ間に癒され回復していったのだと、その事実を、記憶の中で捉えることができるようになりました。
母は30代の頃から様々な体の不調を抱えていました。口癖のように、長生きはしたくないと漏らしていた人が、難病の診断を受け、自分の体が動かなくなっていくのを感じた時「お母さん、もう一度動ける体にもどって、人の役に立ちたい。」と言いました。
ずっと私の心に重りのように残っていた言葉が、今は、私のこの先の道を優しく照らしてくれているように感じます。
代表 叶礼美よりメッセージ
人の生には、生死が存在します。そして人生においては、スピリチュアルな領域でこそ癒される、もしくはその領域でなければ癒されることがむずかしい痛みというものがあります。身江子さんがそうした癒しを人生の早い段階で体験されたこと、そうした体験に守られ導かれてこられたことは、身江子さんご自身がいかにスピリチュアリティの(霊性)探究へ導かれていらしたかを、示しているように思います。予防医学の道へすすまれ、すべてがエネルギーであることを実践する癒しの体系から、スピリチュアリティの体系まで。その道のりは人の生死のすべての段階を包括し、サポートする「総合的なホリスティック人間学」といった道へ続いているように思います。医療とはなにか、健康とはなにか、ウェルビーイングとはなにか、幸せとはなにか、人生とはなにか。身江子さんの、ご自身らしい道を見つけられたパワフルな喜びの波動に、多くの人々が巻き込まれて上昇気流に乗って、幸せになる未来が容易にイメージできます。身江子さんのスピリチュアルリーディング・カウンセリングをぜひお受けになってくださいね。