「他人の介在での不具合とは?自分の外にある基準で苦しむのを終わりにして、自分の持ち味で渡っていく世の中にする」
居場所のなかった幼少期…人の悩みの90%は人間関係だそうです。私は父の転勤で2年毎に転校し、一つの場所に落ち着くことと無縁でした。周りに馴染めず、脅えて小さくなって過ごしながらも、それを口に出せない子供時代。常に自分は、異質なもの、少数派、と言う意識があり、皆の反応、常識の考え方、ふつうの心の動きに気を遣う。自分本来の感覚は、外に出してはいけないものとして扱ってきました。
大人になり出産を経た私は、周りに合わせた行動に努めながらも、常に不安がありました。実際には起こっていない悪い事に脅え、最悪の事態になっていくことを想像する。幼い頃からの思い癖が続いていました。何をしても心から楽しめることが無く、そこに他人が介在する限り、悩みの種が生じるのです。このままでは、常に不安と恐れで周りを窺う性格が、子供に影響してしまう。自分の生き辛い性格に、疲れ切っていました。
そんな時、友人からワンネスによる霊性教育の情報がもたらされます。この世や宇宙の真理、魂の成り立ちからくる価値観の違い。ずっと知りたかった世界が、こんがらがった私の人生を解きほぐしてくれました。すると、前と同じ空間を生きているはずなのに、考え方が楽になり、今まで挨拶もなかった職場の同僚が話しかけてくれるようになりました。物事を多方面から奥深く見る方法を学ぶと、現状と問題が整理され、物事への理解が進みます。そうすることで恐れや不安が消え、いつの間にか人への苦手意識が無くなっていました。ワンネスの学びに入って約半年、地に足を付け、整った自分自身を発露する。自分の世界を堂々と歩み始めています。
これまで、様々な不安や不満、恐れを持つ方々とお話しさせて頂きました。「昔のことだし、特に気にしていない。」とご自分の傷に気が付いていなかった方が、途中から涙されることもありました。「世の中には大変な思いをしている人が沢山いる、だから自分の悩みは大したことではない。」そう思っている方は、実は多いです。息をするのもしんどい毎日を生きている方。魂の疲れに気付いていない方。そんな方々の持つ貴重な経験を、生きる力に変えていくお手伝いをさせて頂きます。
代表 叶礼美よりメッセージ
NAOKOさんはとても賢い方でいらっしゃいます。ネガティブで脆弱な人間の側面も含めてさまざまな可能性を敏感に感じ取っておられたのでしょう。そうした世界観から、体系的な魂のトレーニングが、人生をどのように優しく明るく美しいそれへと変化させていきうるのか。陽光うららかで居心地よい春の陽気の世界へ。それを、体現されているように思います。もともとの内省的な特質は、異質さ、違和感ををかんじとりながら、ものごとを深く観ることを可能にしているのでしょう。だからこそ、原理としての知識がインストールされたとき、それらが情報ゆたかで的確なリーディング、しっかりとした説明へと結びつく。秩序ある世界のなかの、混沌を、絡まった糸をほぐすように解体しながら、現実に役立つアドバイスをしてくださるでしょう。NAOKOさんのセッションをぜひ受けてみられてくださいね。